
なぜ、上から重ねずに一度壊すのか
写真は、駐車場の老朽化した土間コンクリートを、重機のブレーカーではつって撤去している様子です。厚みのあるコンクリート塊がゴロゴロと積み上がり、下からは鉄筋が顔を出しています。この現場は、このあとアスファルト舗装の駐車場に作り替えます。
「古いコンクリートの上に、そのままアスファルトを重ねて敷けないのか」というご質問をよくいただきます。答えは、できなくはないが、当社ではおすすめしていません。理由は単純で、下のコンクリートがすでに割れていたり沈んでいたりすると、その歪みがそのまま上のアスファルトに伝わるからです。
アスファルト舗装の寿命を決めるのは、実は見えなくなる部分——砕石を敷いて転圧する「下地」です。下地が水平で締まっていなければ、どれだけ表面を丁寧に仕上げても、時間が経てば同じ場所からひび割れや沈下が再発します。古いコンクリートの上に乗せてしまうと、この下地づくりができません。だから、一度壊して更地に戻すところから始めます。
撤去〜アスファルト舗装、工事の流れ
1. 現地確認・見積もり(無料):既存コンクリートの厚み・面積・鉄筋の有無、重機の搬入経路を確認します
2. コンクリートのはつり・解体:油圧ブレーカーを装着した重機で砕きながら撤去します。鉄筋(ワイヤーメッシュ)が入っている場合は、ガラと分けて撤去します
3. ガラの搬出・処分:砕いたコンクリート塊を産業廃棄物として搬出し、適正に処分します
4. 床掘り・砕石敷き均し:必要な深さまで掘り下げ、砕石を敷いて転圧します。ここで水勾配も作り込みます
5. アスファルト舗装:専用機械で舗装し、転圧して仕上げます
見えなくなる2〜4のプロセスが、実は一番時間と手間のかかる工程です。表面のアスファルトを見て「早く終わった」と感じられる現場ほど、その下の下地づくりが丁寧に行われています。
撤去が必要になる、よくあるきっかけ
- 土間コンクリートに走ったひび割れが年々広がっている
- 一部が沈み込み、水たまりができるようになった
- 車の出し入れのたびに段差やガタつきが気になる
- そもそも古い工法で、鉄筋が入っておらず耐久性に不安がある
コンクリートは「割れたら終わり」ではなく、割れ目から雨水が入り込み、下の地盤を緩めて沈下を進行させます。表面のひびが小さくても、下地がすでに緩んでいるケースは珍しくありません。
コンクリートからアスファルトに変える理由
今回のようにコンクリートからアスファルトへ作り替える駐車場は、当社でも増えています。背景にあるのは主にこの2点です。
- ㎡単価がコンクリートより抑えられる(アスファルト舗装は8,000円〜/㎡、土間コンクリートは15,000円〜/㎡が当社の目安)。特に面積が広い駐車場ほど差が出ます
- 施工後すぐに使える。コンクリートは完全硬化まで1〜2日かかりますが、アスファルトは施工当日の夕方〜翌朝には車を乗り入れられます
どちらが向いているかは面積・使い方次第で変わります。詳しくはアスファルト・コンクリート・砕石舗装の比較記事もあわせてご覧ください。
佐世保で駐車場の撤去・舗装なら富義建設へ
富義建設は佐世保市で創業72年の土木会社です。古い土間コンクリートやアスファルトの撤去から、砕石下地づくり、舗装の仕上げまで、重機を含めて自社で一貫施工しています。
「駐車場が古くなってきた」「上に重ねられるのか、壊すべきか知りたい」という段階のご相談も歓迎です。スマホで現状の写真を1枚送っていただければ、概算の方向性をお伝えできます。現地確認・お見積もりは無料です。
よくあるご質問
Q. 古い土間コンクリートの上からアスファルトを重ねて舗装できますか?
→ 技術的に不可能ではありませんが、当社では基本的におすすめしていません。既存コンクリートの割れ・沈下・不陸をそのまま抱えた状態で上に乗せることになり、アスファルトの寿命を決める下地の砕石転圧ができないためです。一度撤去して地盤から作り直したほうが、結果的に長持ちします。
Q. 土間コンクリートの撤去費用はいくらくらいですか?
→ 面積・厚み・ワイヤーメッシュ(鉄筋)の有無・重機の搬入条件によって大きく変わるため、現地を確認したうえで無料でお見積もりします。狭い場所や重機が入りにくい現場は、はつり作業に時間がかかり費用が変わる要因になります。
Q. 撤去したコンクリートのガラはどう処分されますか?
→ 産業廃棄物として適正に分別・搬出し、処理施設で処分します。搬出から処分まで当社で一括対応するため、施主様側での手配は不要です。
Q. 撤去からアスファルト舗装の完成まで、どのくらいの期間がかかりますか?
→ 駐車場1〜2台分程度の規模であれば、解体・搬出、砕石下地、舗装まで含めて数日で完了することが多いです。面積や既存コンクリートの厚み・鉄筋量によって変わるため、現地確認時に工期の目安をお伝えします。
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