「最近、玄関の段差がきつくて…」
若い頃は気にならなかった玄関までの数段の階段。でも年齢を重ねるにつれて、足が上がりにくくなってきた。雨の日は滑りそうで怖い。親が転んでしまったことがある——。
こういったお悩みは、リフォームの相談の中でも特に増えています。「大げさな工事になるんじゃないか」と後回しにしがちですが、段差の改修は地元の土木会社でも対応できる工事です。
段差の改修で選べる3つの方法
方法① 既存の階段を改修する(段差を低くする・踏み面を広げる)
今ある階段の段差を低くしたり、足を置く面(踏み面=ふみづら)を広げたりする工事です。「つまずきやすい高さの段差」を「登りやすい高さ」に直します。コンクリートを打ち増しして形を変えます。
方法② スロープを設ける
傾斜のゆるいスロープ(坂)を作る工事です。段差がなくなるため、杖をついている方・車椅子の方・ベビーカーにも対応しやすくなります。スロープの表面はすべりにくい仕上げにします。
方法③ 手すりを設置する
階段そのものは変えず、手すりを取り付けるだけでも安全性が大きく向上します。コンクリートや石の中に柱を埋め込んで固定する方法と、既存の構造物にボルトで固定する方法があります。
スロープ化の注意点
スロープは便利ですが、傾斜が急すぎると逆に危険になります。
一般的に、スロープの傾斜は「1/12(水平距離12に対して高さ1)以下」が推奨されています。これは、高さ30cmの段差をスロープにするには、水平方向に3.6m以上の長さが必要という意味です。
スペースが限られている場合は、スロープにすると急勾配になってしまうこともあります。その場合は「段差を低くした階段+手すり」の組み合わせが実用的なことも多いです。まず現地を見てから最適な方法をご提案します。
表面の仕上げも大切
玄関アプローチの工事では、表面の滑りにくさも重要なポイントです。
- 刷毛引き仕上げ(はけびき):コンクリートの表面をハケでこすり、わざと細かい凹凸を作る。雨でも滑りにくい
- 洗い出し仕上げ:砂利をコンクリートに混ぜて表面を出す。見た目がおしゃれで滑りにくい
- ノンスリップ材の埋め込み:階段の端(段鼻=だんはな)にすべり止めのゴムや金属を埋め込む
まとめ
- 玄関の段差改修は「階段の改修」「スロープ化」「手すり設置」の3つの方法がある
- スロープは傾斜が急すぎると危険。スペースによっては階段改修+手すりが現実的
- 表面の仕上げ(刷毛引き・洗い出しなど)で滑りにくくできる
- まず現地を見て、その家に合った方法を提案してもらうのが一番
佐世保市で玄関アプローチの段差改修・スロープ化はお気軽にご相談ください
「親が歳をとって玄関が心配になってきた」——そんなご相談、大歓迎です。こんな小さな工事でもお気軽にご相談ください。現地確認・お見積もりは無料です。
よくあるご質問
Q. 玄関の段差をなくす方法にはどんなものがありますか?
→ ①既存の階段を改修する(段差を低くする・踏み面を広げる)、②傾斜のゆるいスロープを設ける、③手すりを設置する、の3つの方法があります。組み合わせることもできます。
Q. 玄関のスロープ化で注意することはありますか?
→ 傾斜が急すぎると逆に危険です。推奨は勾配1/12以下で、高さ30cmの段差には水平方向に3.6m以上の長さが必要です。スペースが限られる場合は「段差を低くした階段+手すり」の組み合わせが実用的なこともあります。
Q. 雨の日に滑りにくくする仕上げはありますか?
→ 表面にわざと細かい凹凸を作る刷毛引き仕上げ、砂利を表面に出す洗い出し仕上げ、階段の段鼻にすべり止めを埋め込むノンスリップ材などがあります。
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