「裏の擁壁、なんか怖い気がするけど…」
築20〜30年の家に住んでいると、「裏の石垣や擁壁が気になってきた」という方が増えてきます。ひびが入っていたり、少し膨らんでいたり。でも「大げさかな」と思って放置してしまう方も多い。
擁壁は、土砂崩れや地すべりから命と財産を守る重要な構造物です。異変を感じたら、早めにプロに見てもらうことをおすすめします。
擁壁工事が必要な7つのサイン
1. ひび割れが入っている
表面のひび割れは、内部の鉄筋の腐食や地盤の変動を示していることがあります。特に横方向のひび割れは危険度が高く、擁壁全体が動いているサインである可能性も。
2. 擁壁が膨らんでいる・はらんでいる
正面から見て、一部が前に出てきているように見える「はらみ」は要注意。背後の土圧に負けて変形が始まっているサインです。
3. 目地から水が染み出ている
擁壁の継ぎ目(目地)から水や泥が漏れ出している場合、排水機能が低下しています。背後の土が水分を含んで重くなり、土圧が増大している状態です。
4. 擁壁が傾いている
わずかな傾きでも、進行性がある場合は危険です。特に雨が続いた後や台風の後に確認してみてください。
5. 擁壁の根元が浮いている・沈んでいる
基礎部分が動いている可能性があります。上部の擁壁だけでなく、根元の状態も必ず確認しましょう。
6. 擁壁の前後で地面が沈んでいる
擁壁の手前(住宅側)や背後(土側)の地面が沈下している場合、地盤が変動している証拠です。
7. 建設から30年以上経過している
古い擁壁は、現在の耐震基準を満たしていないことが多く、強度が低下している可能性があります。大きな地震や豪雨の後は特に確認を。
放置するとどうなるか
最悪の場合、擁壁の崩壊につながります。崩壊が起きると:
- 住宅や車の損壊
- 隣接する道路・近隣への被害
- 最悪の場合、人命に関わる事故
また、擁壁が崩れた場合の損害賠償責任は、原則として所有者(土地の持ち主)が負います。「放置していて崩れた」では、隣家や道路への損害も自己責任となるケースがあります。
さらに、崩壊後の復旧工事は予防的な補修工事の5〜10倍以上のコストがかかることも珍しくありません。
擁壁工事の種類と費用目安
部分補修(ひび割れ・目地補修)
軽微なひび割れの補修であれば、数万円〜十数万円で対応できることもあります。
擁壁の補強・補強増し
既存の擁壁を残しながら、補強工事を行います。状況によって異なりますが、数十万円〜が目安。
擁壁の新設・やり直し
既存擁壁を解体し、新しい擁壁を構築します。規模・高さ・材質によって大きく異なります。
「小さいから大丈夫」は危険
「うちの擁壁は低いから大丈夫」という方も多いですが、高さに関係なく、劣化した擁壁は崩壊リスクがあります。特に梅雨・台風シーズン前に確認することをおすすめします。
富義建設では、現地確認・見積もりを無料で行っています。「これって大丈夫?」という感覚的な不安でも構いません。まずはお電話ください。
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